ギャラリー
5つ並んだ丸い窓
丸と四角の窓を組み合わせることにより、軽快でリズミカルな外観となった。特に印象的なのは、5つ並んだ丸い窓。奥様の部屋の窓で、猫の肉球をイメージした遊び心のあるデザインだ。
黒と白、半分ずつのモノトーン
当初は奥様がすべて黒の外観を希望したが、ご家族で話し合い、黒と白、半分ずつのモノトーンに。
玄関を入るとそこは、非日常の空間
グランドピアノのラインをなぞるかのように、曲線をかたち取った天井や床、マッキントッシュのチェアも魅惑的だ。
“楽屋口”というイメージ
グランドピアノのほかにも、電子オルガン、ギター、バイオリンなどの楽器が並び、すぐにセッションが始まりそうなステージのようだ。「“楽屋口”というイメージを演出したい」という奥様とコーディネーターが相談し、輸入の洗面ボウルと間接照明で構成して洗面台も配置した。ここで奥様は作曲に没頭される
一段やわらかなモノトーンでまとめられたリビングルーム
玄関ホールとひと続きになったリビングルームは、一段やわらかなモノトーンでまとめられた。
ダイニングルーム
アイアンとガラスで作られた扉の向こうにダイニングルーム
お茶を点てることもできる和室
玄関ホールのグランドピアノの奥には、和室があり、奥様の茶碗のコレクションが飾られ、お茶を点てることもあるという。
家族と猫とがくつろぐプライベートスペース
2階は、家族と猫とがくつろぐプライベートスペース。
ファミリーリビング
ホールには、天井と造作机をともに曲線で呼応させたPCコーナーとファミリーリビングを。「音楽でいう“クレッシェンド”を玄関からリビング、そしてダイニングルームと表現しました。
エーゲ海のリゾートにいるかのような気分が味わえる
マンション住まいでは持てなかった中庭と、複数のバルコニーを希望されていたM様。1階に2カ所、2階に2カ所と、合計4カ所のバルコニーを設け、すべてが家族やゲストのくつろぎのスペースとなった。外観のポイントである丸い窓に面した中庭は、白一色の壁に光がやわらかく反射し、「エーゲ海のリゾートにいるかのような気分が味わえる」と奥様。丸窓はフロストガラスのため、外からの視線も気にならない。ブランチやワインを楽しむ、家族お気に入りの場所だ。夜には猫をかたどったライトを灯して、また違った雰囲気になるという。
物件情報
工法
2×4、2×6