2025年人気のおすすめトイレを価格帯別に比較!メーカーの特長や選び方のポイントも紹介
2025.04.09
2025.04.09
目次

注文住宅を建てる方やトイレリフォームを検討する方にとって、各メーカーの特長や主力製品を知ることは非常に重要です。
本記事では、人気のトイレを価格帯別に比較します。
また、TOTO、LIXIL、パナソニック、ジャニス、タカラスタンダードといった代表的なトイレメーカーの特長や選び方のポイントも紹介します。
・トイレユニットの選び方|機能・予算・空間に合わせて最適な一台を
・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
トイレ選びで迷ったとき、メーカーごとの特長を知ることは非常に重要です。
各社は独自の技術やデザイン性、清掃のしやすさ、省エネ性能などに力を入れており、選ぶポイントが異なります。
目的やライフスタイルに合ったメーカーを見つけるために、代表的な国内メーカーの特長を比較してみましょう。
TOTOのトイレは、高い清掃性と節水性能が魅力です。
代表的な「トルネード洗浄」は渦巻き状の水流で、便器内をムラなくしっかり洗浄。
少ない水でも高い洗浄力を発揮します。

(出典:TOTO)
また、セフィオンテクトという特殊なガラス層の表面加工により、汚れが付きにくく落としやすい構造です。

(出典:TOTO)
さらに、自動で便器内を除菌・消臭する「きれい除菌水」など、衛生機能も充実。
日本国内のトップブランドとして信頼性が高く、長年の人気を誇っています。
TOTOは、「安心して長く使えるモデルを選びたい」という方に最適です。
その他のTOTOトイレの詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。
次に、清掃性とデザイン性に定評のあるLIXILを紹介します。
LIXILは住宅設備全般を手がける大手企業で、トイレ分野においても革新的な素材や技術を展開しています。
最大の特長は「アクアセラミック」による防汚性能です。
アクアセラミックは、水垢や汚れがこびりつかない特殊素材で、新品の輝きを長く保てます。
(出典:LIXIL)
また「お掃除リフトアップ」では、便座部が真上に上がり、すき間の汚れも拭き取りやすくなります。

(出典:LIXIL)
「おしゃれで掃除しやすいトイレがいい」という方には、LIXIL製品がぴったりです。
その他のLIXILのトイレユニットの詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。
続いて、ハイテク性能が光るパナソニックを紹介します。
パナソニックのトイレといえば、やはり「アラウーノ」シリーズが代表格です。
タンクレス設計が標準で、デザイン性と先端機能が融合されています。
パナソニックのトイレに採用されている「スゴピカ素材(有機ガラス系)」は、表面が非常になめらかで傷が付きにくく、ぬめりや水垢にも強いのが特長です。
汚れがこびりつきにくいため、長期間美しい状態を保てます。

(出典:Panasonic)
また、「激落ちバブル」機能は、ミリバブルとマイクロバブルの細かい泡で便器内を自動洗浄する仕組みです。
使用後に自動で泡が流れ出し、汚れを浮かせて落とすため、日常の掃除の手間を大幅に減らせます。

(出典:Panasonic)
Panasonicのトイレは、空間に余裕がない場合やスタイリッシュで高機能なモデルを求める方には最適です。
その他のPanasonicのトイレユニットの詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。
次に、狭い空間にも対応できるジャニスの製品をご紹介します。
ジャニス工業は、コンパクトで高性能なトイレ製品を提供する日本の衛生機器メーカーです。
特に狭小空間にも対応する省スペース設計や、節水・清掃性を高めた機能性が特長です。
「まる見えフチなし」や「サイクロン洗浄」など独自技術を搭載し、清掃の手間を軽減します。

(出典:ジャニス)
また「Gコート1200」により便器表面の清潔さも持続。
快適で衛生的なトイレ空間を提供しつつ、環境配慮型の製品開発にも注力しています。
住宅や施設に幅広く対応する製品ラインがそろっています。
ジャニスのトイレユニットは、価格を抑えながらも必要な機能はしっかりとそろえたいというニーズに応えます。
その他ジャニスのトイレユニットの詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。
最後に、耐久性で信頼を集めるタカラスタンダードを紹介します。
タカラスタンダードは、ホーロー素材を活用したキッチン・バス製品で知られていますが、トイレ分野でも耐久性と清掃性に優れた製品を展開しています。
タカラスタンダードは、2008年からトイレの販売を開始し、ジャニス工業製の便器を自社ブランドとして採用しています。
タカラスタンダードで特に注目されるのが、自社開発の「ホーロークリーントイレパネル」です。
これは、耐久性や清掃性に優れたホーロー素材を使用し、汚れや傷が付きにくい特長があります。
見た目と実用性を兼ね備えた製品が魅力です。

(出典:Takara standard)
「長く使いたい」「掃除のストレスを減らしたい」という希望を持つ方には、タカラスタンダードの製品が合っています。
その他のタカラスタンダードのトイレユニットの詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。
ここまでは主要メーカー別に、販売しているトイレの特長について紹介しました。
次は、トイレ価格を正しく比較するための注意点について詳しく解説します。
トイレを選ぶ際、ただ価格だけを見て判断すると、思わぬ落とし穴に気付かないことがあります。
トイレの価格を調べる際は、本体価格だけで判断せず、工事費込みかどうか、便座が含まれているかなどを確認しましょう。
通販サイトでは旧モデルが大幅に値引きされていることがあり、最新機能が搭載されていない場合もあります。
また、排水方式には床排水と床上排水があり、床上排水モデルは数万円高くなることがあります。
寒冷地仕様も同様に価格が上がるため、設置環境に合った仕様かも重要なチェックポイントです。
ここでは、トイレ主要メーカーの標準価格を一覧表にしました。

(出典:TOTO)

(出典:LIXIL)

(出典:Panasonic)

(出典:ジャニス)

(出典:Takara standard)
ここまでは、トイレのメーカー別に標準価格帯を紹介しました。
次は、実際に販売されている価格帯別に、おすすめのトイレをご紹介します。
予算や設置条件に合わせて、最適なモデルを選びましょう。
トイレのリフォームや交換を検討する際、「コストを抑えながらも快適な機能を求めたい」と考える方は多いでしょう。
まずは、低価格でありながら機能性やデザイン性に優れたモデルを紹介します。

(出典:TOTO)
TOTOの「ピュアレストQR」は、組み合わせ式のタンク付きトイレで、リフォームにも対応しやすいスタンダードモデルです。
特長は「トルネード洗浄」による強力かつ節水型の洗浄性能と、「フチなし形状」による掃除のしやすさです。
便器表面には「セフィオンテクト」という防汚加工が施されており、汚れが付きにくく長く清潔を保てます。
価格帯は約88,000円~257,000円です。
コストと機能のバランスに優れた1台です。

(出典:LIXIL)
LIXILの「アメージュシャワートイレ」は、便器と温水洗浄便座が一体となったタンク付きトイレです。
最大の特長は、汚れが付きにくく落ちやすい「アクアセラミック」素材と、掃除のしやすい「フチレス形状」。
さらに、「パワーストリーム洗浄」により少ない水で効率よく洗浄できます。
使いやすさと清掃性を両立したモデルで、ファミリー層にも人気があります。
価格帯は、約79,000~182,000円です。

(出典:TOTO)
TOTOの「ピュアレストEX」は、ピュアレストシリーズの中でもデザイン性を高めた上位モデルです。
丸みを帯びた柔らかなフォルムが特長で、トイレ空間に上質な印象を与えます。
基本機能はピュアレストQRと共通ですが、タンクの形状がデザイン性の高い楕円形になっているほか、吐水口の位置が異なるのでより汚れが落ちやすくなっています。
また、コンパクト設計で狭い空間に設置しやすいのも魅力です。
曲線美が特長的な「ピュアレストEX」の価格帯は、約46,000~283,000円です。

(出典:Panasonic)
パナソニックの「New アラウーノV」は、価格を抑えつつ必要な機能をしっかり備えたベーシックなタンクレストイレです。
「スゴピカ素材(有機ガラス系)」で汚れが付きにくく、掃除も簡単。
手洗い付きタイプや床排水・壁排水の選択肢もあり、リフォームや新築問わず設置しやすい点も魅力です。
上位モデルに比べて機能はシンプルながら、十分な清潔性と省スペース性を備えています。
価格帯は約103,000円~230,000円と非常にリーズナブルです。

(出典:ジャニス)
ジャニス工業の「バリュークリンシリーズ」は、コストパフォーマンスに優れたタンク付きの組み合わせ便器です。
コンパクトな設計で、狭いトイレ空間にも対応しやすく、リフォームや新築どちらにも適しています。
清掃性にも配慮されており、シンプルながら機能性は十分。
温水洗浄便座と組み合わせることで、快適性を高められます。
価格帯は約120,000~250,000円と手頃で、コストを抑えつつも安心して使えるトイレを探している方におすすめのシリーズです。

(出典:Takara standard)
タカラスタンダードの「ティモニBシリーズ」は、経済性と清掃性を両立したタンク式トイレです。
全周フチなし形状で掃除がしやすく、「Gコート」により汚れもつきにくい設計。
スクリュー洗浄により、少ない水でもしっかり汚れを洗い流します。
停電時でも使用可能で、水圧に左右されにくいため高層階でも安心。
年間約13,620円の節水効果も期待でき、価格帯は61,300円からとコストパフォーマンスにも優れています。
実用性重視の方におすすめです。
機能性とデザイン性を両立しながら、予算も意識したいという方には中価格帯のトイレがぴったりです。
清掃のしやすさや節水性能に優れたモデルが多く、暮らしの質を高める選択肢が充実しています。

(出典:TOTO)
TOTOの「GG/GG-800」は、タンク一体型のコンパクト設計が特長のトイレです。
ウォシュレット一体型で見た目もすっきりしており、狭いトイレ空間でも圧迫感を与えません。
使用後に便座から立ち上がると自動で便ふたが閉まり、その後に便器を洗浄する「便ふた閉止後洗浄モード」が搭載されたモデルが人気を集めています。
価格は約47,000~201,000円です。

(出典:LIXIL)
LIXILの「Jフィット」は、キャビネット付きで配管やコードを隠せるスッキリ設計のトイレシステムです。
便器奥の見えにくい部分も隠れるため掃除がしやすく、収納力も抜群。
I型とL型の2タイプがあり、手洗い器や収納の配置に応じて選べます。
カラーバリエーションや温水洗浄便座の種類も豊富で、空間に合わせたコーディネートが可能。
価格は160,000~270,000円ほどで、清潔感と使いやすさを重視する方に最適です。

(出典:Panasonic)
パナソニックの「アラウーノS160」は、タンクレストイレの人気モデルで、機能性と清掃性に優れた一台です。
特長は、水アカや汚れに強い「スゴピカ素材(有機ガラス系)」を採用し、「激落ちバブル」で便器内を自動洗浄。
さらにオート洗浄・オート開閉・瞬間暖房便座・ナノイーX脱臭など、多彩な快適機能を搭載しています。
価格帯は約112,000円~176,000円。
清潔さと利便性を求める方におすすめの高性能モデルです。
高価格帯のトイレは、デザイン性、快適性、清掃性、すべてにおいて妥協のないハイスペックモデルがそろっています。
2025年は、タンクレストイレや自動開閉、自動洗浄機能に加え、除菌・脱臭などの衛生機能を強化した製品が注目されています。
高級ホテルのような空間を日常に取り入れたい方には最適です。
価格は高めですが、長期的な快適さと満足度を得られる選択肢として人気を集めているトイレを紹介します。

(出典:TOTO)
TOTOのネオレストは、デザイン性と機能性を両立したタンクレストイレです。
「きれい除菌水」の自動洗浄で、便器やノズルを常に清潔に保ち、さらに、フチ裏に窪みのない形状と、「セフィオンテクト」や「トルネード洗浄」などの技術で、汚れが付きにくく落ちやすい構造になっています。
また、「プレミスト」で便器内をあらかじめ濡らし、汚れの付着も防ぎます。
LSは金属調のアクセントと曲線美が特長で、高級感のある空間に最適です。
ASは直線的でスタイリッシュなデザインが魅力。
RSは丸みを帯びた柔らかなフォルムで、リラックス感のある空間を演出します。
価格帯は約130,000~542,000円で、用途や好みに応じた選択が可能です。

(出典:TOTO)
TOTO「レストパルF」は、便器が床から浮いている「フローティングデザイン」が特長です。
床とのすき間がなく、面倒なふき掃除が不要になるため、お手入れが格段にラクになります。
見た目にも軽やかで、空間全体を広くすっきりと見せられるのもポイント。
機能性とデザイン性を両立したモデルです。
また、便器背面にキャビネットが設置されており、掃除用具やトイレットペーパーをすっきり収納できます。
「きれい除菌水」で便器とノズルを自動除菌し、清潔を保つ工夫も充実。
壁紙や床材に合わせたカラーバリエーションも豊富で、空間全体をスタイリッシュに演出できます。
価格帯は、約400,000~600,000円です。

(出典:LIXIL)
LIXILの「サティス」は、先進機能と美しいデザインを兼ね備えたタンクレストイレです。
最上位の「サティスX」は自動洗浄機能を搭載し、「サティスG」はラグジュアリー感あるスクエアデザイン、「サティスS」はコンパクト設計で狭い空間にも対応します。
共通機能として、掃除しやすいリフトアップ機構、プラズマクラスターによる除菌、デュアルノズル洗浄などを搭載。
価格は約320,000円~で、快適さと清潔性を求める方に最適です。

(出典:Panasonic)
パナソニックの「アラウーノL150シリーズ」は、同社のトイレ製品の中でも最上位クラスに位置する高機能モデルです。
高級感あるデザインに加え、「スゴピカ素材(有機ガラス系)」による清掃性、「激落ちバブル」による自動洗浄機能を搭載。
さらに、ナノイーXによる除菌脱臭、オート開閉、オート洗浄、瞬間暖房便座など快適機能も充実しています。
洗練されたデザインと高性能を両立したトイレで、価格は約125,000円から350,000円、平均327,000円とプレミアム志向の方に最適です。

(出典:ジャニス)
ジャニス工業の「スマートクリンⅢα」は、前出寸法約645mmの業界最小クラスを誇るタンクレストイレです。
コンパクトながら「まる見えフチなし」設計や「サイクロン洗浄」により清掃性と洗浄力を両立。
表面には「Gコート1200」を施し、汚れが付きにくく落としやすい仕様です。
オート便ふた開閉やリモコン操作も可能で、快適性にも優れます。
さらに、使用状況に応じて水量を調整する「スマートセレクト」機能で節水効果も発揮。
狭小空間にも対応する高機能モデルです。
価格帯は、メーカー希望小売価格が一般地仕様で332,000円から、寒冷地仕様(ヒーター付便器)で350,000円からとなっています。

(出典:Takara standard)
タカラスタンダードの「ティモニU」は、ロータンク一体型のトイレで、すっきりとしたデザインと清掃のしやすさが特長です。
タンク部分がコンパクトで圧迫感が少なく、限られたスペースでも快適に使えます。
最大の特長は、耐久性と防汚性に優れた「高品位ホーロー素材」を内装部材に採用している点で、日常の掃除がラクになり、長期間美しさを保てます。
価格帯は約200,000円~450,000円で、高品質な設備を求める家庭におすすめです。
トイレユニットを選ぶ際には、単に価格だけでなく、以下の視点から比較することが大切です。
・掃除のしやすさ(素材・形状・洗浄機能)
・設置環境(タンク有無・サイズ・リフォームの自由度)
・価格と機能のバランス
・家族構成や使用頻度、ライフスタイル
メーカーごとの特長を整理すると、次のように分類できます。
高機能・信頼性重視:TOTO、パナソニック
デザイン性・清掃性重視:LIXIL、パナソニック
コスト重視・コンパクト設計:ジャニス
耐久性・メンテナンス性重視:タカラスタンダード
トイレは毎日使う場所だからこそ、快適性・清掃性・省エネ性など、さまざまな面を考慮して選ぶべきです。
TOTOやLIXILといった有名ブランドはもちろん、パナソニックのハイテク製品、ジャニスの省スペースモデル、タカラスタンダードの耐久性など、それぞれの強みを踏まえて検討することが重要です。
トイレはただの生活設備ではなく、快適さと機能性を備えた重要な設備です。
TOTOやLIXIL、パナソニックなど、各社の製品はそれぞれに強みがあります。
トイレ選びに迷っている方は、まず「どんな点を重視したいか」を明確にするところから始めてみてください。
目的に合った製品を選ぶことで、暮らしの快適度がぐっと高まるでしょう。
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