家を建てる期間はどれくらい?注文住宅が完成するまでの流れを解説
2024.12.25
2024.12.25
目次

家を建てる際は、大方の予算を決める、土地を探す、ハウスメーカーを選定する、建築プランの打ち合わせなど実際の建築開始まで、数多くの工程があります。
その後ようやく実際の建築に着手する訳ですが、それぞれの工程に期間を要するため、トータルでは1年以上家づくりに時間を取られることも珍しくありません。
いざ家を建てるとなれば少しでも早く新居を完成させたいと思う方も多いと思いますが、今回の記事では「注文住宅が完成するまでのプロセス」「家を建てるまでの期間が長引く主な要因」を学び少しでも早く家を建てたい方向けに期間を短縮する方法などについて詳しく解説していきます。
・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

実際に家を建てるためには、それぞれの工程にかかる期間を理解し、計画的に進めていくことが重要です。
新居が完成するまでに短くても8ヶ月、余裕を持って15ヶ月ほどの期間が必要です。
家づくりの工程別では、
1.情報収集や予算の決定に、1~3か月
2.土地探しとハウスメーカー・工務店選びに3~6か月
3.建築プランの打ち合わせや住宅ローンの申請、契約などの手続きに3~6か月 4.正式に契約が済めば、実際の建築工事に進みますが、建築工事に5~8か月
5.最後の引き渡しと引っ越しには1か月程度 かかるのが一般的です。
次に家を建てるスケジュールについて、具体的な流れを見ていきましょう。

先ほど述べた様に家づくりでは、情報収集から引き渡しに至るまで多くの工程で構成されています。
ここでは、主な4つの工程の詳細とそれぞれの所要期間の目安を詳しく解説します。
家づくりの第一歩は、どのような家を建てたいのか、具体的なイメージを固めることから始まります。
まずは住宅展示場の見学や資料請求を行い、様々なハウスメーカーや工務店の特徴を比較検討しましょう。
同時に、頭金の準備や毎月の返済額を考慮しながら、総予算を決定していきます。
家族で希望する間取りや立地条件について話し合い、優先順位をつけておくことで、後の打ち合わせをスムーズに進められるでしょう。
※当コラムでは家づくりが初めての方に向けて過去に詳しく解説していますので是非こちらもお読み下さい。
2. 土地探しと施工会社選定の期間(3~6か月)
家を建てるための土地探しは、不動産情報サイトでの検索や不動産会社への依頼を通じて進めていきます。
希望のエリアや条件に合う土地を見つけたら、実際に現地へ足を運び、周辺環境や日当たり、交通の便などを確認します。
また、並行してハウスメーカーや工務店の選定も行うと良いでしょう。もし土地探しを住宅会社に依頼する場合、土地と建物について同時に検討できるという利点もあります。
各社の特徴や実績、アフターサービスの内容を比較し、最終的には2~3社に絞って具体的な見積もりを依頼しましょう。
併せて読みたい
・注文住宅のはじめの一歩、土地探し・土地選びのコツについて《前編》土地ルールについて
・注文住宅のはじめの一歩、土地探し・土地選びのコツについて《中編》土地の良し悪しの見極め方
・注文住宅のはじめの一歩、土地探し・土地選びのコツについて《後編》知っていおきたい情報
施工会社が決まったら、具体的な住宅プランの打ち合わせをしましょう。
事前にローンが組める予算を確認しておけば具体的な予算の上限を決めやすいのでこの工程で住宅ローンの仮審査を行う事も可能です。
工程2で取り寄せた見積もりはあくまでも概算費用になるので間取りや設備の仕様を決定し、正式な建築費用を確定させていきます。
プランがある程度固まった時点で、建築確認申請の準備に入る事が一般的です。
この申請の後は原則間取りなどの変更ができなくなるため、慎重に検討しましょう。
また、同時期に住宅ローンの本申請も進め、審査と契約を行い、土地売買契約や建築工事請負契約も締結します。
当然、最終見積もりが当初決めた予算からオーバーするなどプランの見直しなどで最終的な費用の確定と契約まで行ったり来たりする事が多いですが人生一度きりの機会なので後悔無いようにしっかりと考えながら進めていきましょう。
関連記事
注文住宅の間取りトレンド2024 最新のデザインと人気の配置アイデア
4. 建設工事と最終仕上げにかかる期間(6~8か月)
建築工事は地鎮祭から始まり、基礎工事、上棟、外壁工事、内装工事と進んでいきます。
近年では地鎮祭や上棟式を省略する方も増えている様ですがご家族と話し合って実施の有無を決めると良いでしょう。
完成が近づくと竣工検査を行い、床や壁、建具などに不具合がないかを入念にチェックします。
その後、建物の引き渡しと登記手続きを行い、外構工事が終わればようやく完了です。
※イエタッタ関西では、建設予定地を選んで工務店やハウスメーカーを探せる大変便利なサイトです。
また、大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅を建てた施工事例をたくさん掲載しています。
ぜひ下記のリンクからご利用ください。
家を建てる期間が長引く主な原因とその対策

さて家づくりの期間は、様々な理由によって当初の計画よりも長引くことがあります。
先ほど解説した様に各工程毎に期間の幅を設けていますが、それはどの様な要因なのか?
工期が長引きやすい主な要因や、それを防ぐための対策について詳しく解説します。
よくあるケースとしては、希望の条件に合う土地がなかなか見つからない場合です。これは、工期延長の大きな要因となります。
理想の土地を見つけるには、不動産情報サイトや情報誌での情報収集のほか、住宅会社の土地情報をうまく活用することが必要となります。
気になる土地は実際に足を運び、街の雰囲気や交通量、日当たりなどを確認することで、後悔のない選択につなげられるでしょう。
間取りや予算決めなどのプランニングの段階で、ご家族の意見がまとまらず検討が長引くこともよくあります。
特に自由度の高い注文住宅の場合は、間取りは勿論、内外装に関しても含め様々な種類のメーカーオプション設備を選ぶ事が出来るので組み合わせは無限大に広がります。
またカタログだけではイメージしにくい設備に関しても住宅展示場やメーカーショールームに足を運んだり直接実物を確認するなどこだわればこだわるほど確定まで時間が掛かってしまいます。
重要なのは予算内で実現できる内容を明確にし、計画的に進めることでプランニングの期間が長引くのを防げるでしょう。
自然素材などの特殊な建材を使用する場合や、複雑な形状の家を建てる場合は、一般的な住宅よりも工期が長くなります。
特に多くの建築材料は海外の工場から大きなコンテナ船に載せて運ばれて来る事も多く、輸送コストを下げる為にもある程度纏まった状態で初めて発送されるなど材料の調達に時間がかかったり、近年では建築職人の数も国内では足りておらず、人手不足の影響などもあり特殊な資材の場合は施工に特別な技術や工程が必要となったりするためです。
そのため、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを組み、建材の納期や施工期間について、施工会社と綿密な打ち合わせを行うことが重要となります。
関連記事

それでも少しでも早く家を建てたい!と思う方が大半かと思いますが、どの様に進めれば実現出来るのでしょうか?
家が建つまでの期間は、先述した要因によって長期化する可能性がありますが、先ほどの工程毎の対策に加えて、事前準備と計画的な進行管理によりある程度、各工程をスムーズに進めることが可能です。
ここでは、家づくりをスムーズに進めるための3つのポイントをご紹介します。
天候による工事の遅れや資材の調達期間なども考慮し、ある程度の余裕を持たせたスケジュールを組むことが重要です。
完成希望時期から逆算し、土地探しや設計、建築工事などの各工程の期限を設定しておきましょう。
子どもの入学時期に合わせて入居したい場合などは、特に早めに動き出す必要があります。
スムーズな家づくりを実現するには、家族全員が納得できる住宅プランを作ることが重要です。
まず間取りや設備などについて家族で相談し、希望をまとめておきましょう。
その上で、各自の要望や家のコンセプトを明確にしておくことで設計段階での停滞を防ぐことができます。
ただし、多くの方は家を建てたことがなく初めて家を建てられると思います。
本当にその内容でいいのか。希望に沿ったものになっているか等、第三社に無料で相談できるサービスが色々あります。
◆住宅のプロが無料相談に乗ってくれる相談窓口を使う。
フィナンシャルプランナーに何度でも相談無料!「イエタッタ住宅相談窓口」
住宅建築のプロに無料で相談できる住宅相談窓口があります。
住宅相談窓口を使う事により、
・どのように進めればいいか。
・何を気を付けた方がいいか。
・希望の家をたてるには予算はどの位必要か。
・どのような間取りや設備が使いやすいか。
自分たちが気づいていない事や様々な工夫、希望の家を建ててくれるハウスメーカー等を一緒に探してくれる、あなたと伴走してくれる、専任のアドバイザーサービスがあり、一切費用は掛からず、すべて無料で利用が可能です。
希望の家を建てるには、3軒は家を建てなければ理想の家を建てるのは難しいと言われています。
ぜひそのようなサービスを利用し効率的、経済的に家を建てる事も可能ですので最初の建物や金額、間取りのイメージをしてから理想の家を建てられるハウスメーカーや工務店を一緒に探してもらう事で、工期を短縮し理想の建物を建てられることができます。
◆譲れないポイントについて優先順位を決める
住宅プランの打ち合わせでは、予算との兼ね合いからすべての要望を実現することが難しい場合があります。
よって予めまとめておいた家族それぞれの「譲れないポイント」や「妥協できる部分」を明確にし、優先順位を元に予算内に入れる入れないを判断していくのが効率的です。
勿論進めていく上で、どうしても間取りを広げたい・欲しい設備が出てきたなどがあった場合は予算の上限を増やすなども検討しましょう。
まとめ:家を建てる期間を把握して計画的に進めよう

ここまで説明してきた通り、新築の家を建てるまでには多くの工程や時間が必要となります。
勿論、土地選びが難航したり、家族間での意見調整、自然素材の使用や複雑な形状の建築など、工期が延びる要因が発生することも多くあります。
しかしながら家を建てる事の工程は概ね決まっている為、それぞれの工程に必要な要素と時間軸を理解し、計画的に進めることが重要です。
スムーズに進める為には、家族で十分に話し合い、こだわりたいポイントの優先順位を決めておくことで予算との兼ね合いもつけやすくなるため、実際に家を建てる際にはこれまで解説した要素を考慮しながら進めていくのが良いでしょう。
家を建てる際には、土地探しや間取りの決定、建築工事など、それぞれの段階で不安な点が出てくることも多くあります。
イエタッタの住宅相談窓口では、多くの家づくりをサポートしてきた実績と経験のあるファイナンシャルプランナーが丁寧なサポートを無料で提供しています。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅の建築をお考えの方は、ぜひイエタッタへご相談ください。