3Dプリンター住宅やプレハブ住宅、コンテナ住宅は通常住宅とどこが違うの?メリット、デメリットは?|大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山の注文住宅ならイエタッタ
2024.07.17
2024.07.17
目次

3Dプリンターやプレハブ住宅、コンテナ住宅は工期が短く、コストを抑えられることから、災害時の仮設住宅や避難所としても大きく役立ちます。
家を建てることを検討している場合、住居として住むにはどうなのか?安全性は?など、気になる点も多いでしょう。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で3Dプリンターやプレハブ住宅、コンテナ住宅をお考えの方に、それぞれの特徴やメリット、デメリットについて解説します。また、耐用年数や安全性、固定資産税についてもお伝えします。
・3Dプリンター住宅、プレハブ住宅、コンテナ住宅とは?通常の住宅とはどう違うの?
・3Dプリンター住宅、プレハブ住宅、コンテナ住宅のメリット・デメリットは?
・3Dプリンター住宅、プレハブ住宅、コンテナ住宅にかかる費用はそれぞれどれくらい?
・3Dプリンター住宅、プレハブ住宅、コンテナ住宅の耐用年数や安全性は?
・3Dプリンター住宅、プレハブ住宅、コンテナ住宅にかかる固定資産税は?
・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
3Dプリンター住宅やプレハブ住宅、コンテナ住宅とはどういったものか、通常の住宅との違いを説明します。
文字通り、3Dプリンターで印刷してつくられた住宅のことです。
3Dプリンターとは薄い層を1枚ずつ積み重ね、立体的につくる機械のこと。
パーツを工場などでつくり、現場に運んで形づくることもあれば、現場に3Dプリンターを運び、つくっていくこともあります。
主にコンクリートでつくられる3Dプリンター住宅は、従来の住宅建築より価格が抑えられる点と、工期が短い点が特徴です。
また、曲線を出しやすく、デザイン性を追求した建物が可能な点も魅力です。

プレハブ住宅とは、あらかじめつくっておいた建物に必要な部分やユニット(梁や柱、床など)をつくっておき、それらを現場に運び家を建てる工法でつくられた住宅のことです。
主要な構造部分に使われる材料によって、木質系、コンクリート系、鉄骨系、またユニット系といった種類があります。
部材も工場で製造しておくので、工期を短縮することが可能で、職人の技術による品質の差が生じることもありません。
規格による住宅なので、設計やデザインのオリジナル性が出にくいですが設計基準を満たした部材によるプレハブ住宅は、耐震性が高いのがメリットです。

コンテナ住宅とは、海上輸送や鉄道などで貨物を運ぶための箱・容器を利用してつくられた住宅のことです。
鉄製で頑丈なコンテナをそのまま使ったり、組み合わせて使ったりして家をつくることができるため、低コストで工期も短く、移動もしやすいという特徴があります。
必要がなくなれば解体・売却ができるので再利用もできます。
内装や外装も工夫次第でスタイリッシュな建物になったり、オシャレな建物をつくったりすることが可能です。
住宅のほかレストランや店舗、災害時の避難所など幅広く活用されています。

3Dプリンター住宅、プレハブ住宅、コンテナ住宅のメリットとデメリットを見ていきましょう。
3Dプリンター住宅の主な材料はコンクリートやセメントなので、高価格な木材を使用しないため価格を抑えることが可能です。
3Dプリンターを現場に持ち込めば、運搬費用も抑えられます。
3Dプリンターは機械なので24時間稼働が可能なため、早ければ1日で家を建てられます。
曲線を活用したオシャレで個性的なデザインの家を建てられるのもメリットでしょう。
水道設備や電気、ガスなど住宅設備には対応していないため、設置に時間や費用がかかる点はデメリットです。
また、鉄筋を入れることができないため、十分な耐震性がある家づくりは今のところ課題となっています。
事前に建築に必要な部材を準備することが可能なので、大幅な工期の短縮が可能です。
品質も一定の設計基準を満たしているため、耐震性の面でも信頼できます。
また、職人の人件費を抑えられることから、コスト削減にもつながります。
デメリットとしては、規格外のデザインにすることや、土地の形などによって建てられない場合がある点です。
貨物の運搬に使われるコンテナは低価格で手に入れられる点がメリットです。
躯体も強く、移動も簡単で、運んで組み立てるだけなので工期が短く、低コストで家が建てられます。
組み合わせや加工によってオリジナル性の高い建物をつくることも可能です。
売却や再利用も可能で、撤去しやすいのもメリットでしょう。
ただし、鉄製であることから内部に熱がこもりやすいため、対策が必要です。
形や大きさが決まっているため、設置可能なスペースが必要だったり、大型トラックやクレーン車などが通れるかなど、運びこむ際に問題がないかどうかを確認したりする必要があります。

実際、3Dプリンター住宅やプレハブ住宅、コンテナ住宅はいくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
従来の工法では数千万円程度かかる場合でも、3Dプリンター住宅なら数百万で家を建てることが可能です。
3Dプリンター住宅の主な材料がセメントであり、価格が高騰しやすい木材よりコストを抑えられることや、運搬費を抑えられることから、費用をかけずにすみます。
設備などによっても異なりますが、プレハブ住宅の坪単価は50万円~150万円程度です。
ただし、土地も一緒に購入する場合は、土地の費用も考慮しなければなりません。
プレハブ住宅はデザインや間取りなどが決まっているものですが、すべてが統一されているケースばかりではありません。
和風建築やモダン建築など、オリジナリティを出すことも可能です。
そのため、デザインなどにこだわれば費用がかかります。
それでも一般的な住宅と比べて費用を抑えられるのは、作業における部分的な工程を機械でできることや工期が短縮されることで人件費を抑えられるからです。
コンテナ住宅の費用相場は、設置場所や内装・外装などにもよりますが1棟700万円~800万円です。
コンテナを住宅として使用するには、水道設備や電気配線などの工事が必要です。
また、コンテナの輸送費もかかります。
しかし、コンテナそのものの費用は安いものであれば10万円程度から購入可能です。
工期も大幅に短縮でき、リーズナブルな費用で家を建てられるでしょう。

コストが抑えられるとしても、耐用年数や安全面に関しては大丈夫なのでしょうか?
それぞれの耐用年数や安全性について解説します。
木造住宅の耐用年数は20~22年程度ですが、3Dプリンターの耐用年数は木造住宅よりも短いと言われています。
デメリットでも書きましたが、鉄筋を入れることができないため耐震性が低く、一般的な住宅として建築基準法の要件を満たせないのが現状です。
鉄骨系で34年、コンクリート系で47年、木質系は22年が目安です。
プレハブ住宅の場合、使用する材質によって耐用年数が異なります。
プレハブ住宅の各部材は設計基準を満たした品質でつくられ、耐震性も高く施工品質も高いため、安全に暮らせると言えるでしょう。
鉄製のコンテナを利用したコンテナ住宅の耐用年数は50年が目安です。
メンテナンスや設置場所によっては60~70年とも言われています。
海上・陸上輸送などの振動にも耐えられる強度のコンテナは、耐久性があり、耐震性も高いのが特徴です。

3Dプリンター住宅は、構造によっては固定資産税がかからない場合もあり、地方に家を建てれば土地も安く、固定資産税を1万円以下にすることも可能です。
簡易なプレハブの場合、固定資産税の課税対象とならない場合もありますが、プレハブ住宅の場合、「外気分断性がある」「土地に定着している」「建物としての用途性がある」にあてはまるため、課税対象となります。
固定資産税は販売価格×1.4%とするケースが多く、販売価格が20万円以下であれば固定資産税はかかりません。
コンテナ住宅もプレハブ住宅同様、建築物として扱われるので、固定資産税評価額×1.4%の税金を払う必要があります。
ここまで3Dプリンター住宅とプレハブ住宅、コンテナ住宅について比較しながら様々な点について解説致しました。予算を抑えて理想の住まいを持つにはこのような住宅も選択肢の一つになるかと思いますが、しっかりとそれぞれの住宅の特徴を知った上で選びましょう。です。大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で、住宅についてお悩みの方は、お気軽にイエタッタへご相談ください。