注文住宅でランドリールームを作るときの工夫やポイントとは?|大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山の注文住宅ならイエタッタ
2024.06.26
2024.06.26
目次

注文住宅を建てる際、ランドリールームを設置したいと考えるケースが増えています。
ランドリールームがあれば、天候に関係なく洗濯物が干せる、アイロンがけや収納ができて家事効率がよくなるなどメリットも多いものです。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅を建てる際にランドリールームを検討している方も多いでしょう。
しかし、どのくらいの広さが必要なのか、間取りや配置などで失敗しないためにはどうすればよいのかなど、悩むことも少なくないものです。
そこで今回は、ランドリールームのメリットや適した間取り、必要な設備、作る際の注意点などについて解説します。
・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

ランドリールームとは“洗濯用”の部屋です。
コインランドリーを思い浮かべると分かりやすいでしょう。
洗濯機があり、洗剤や柔軟剤、掃除用具などが備えられ、洗濯物を洗うだけでなく、干したり、たたんだり、アイロンがけをしたり、さらに収納したりできる部屋のことです。
ランドリールームは洗濯関連の作業を効率よくできるため、注文住宅を建てる方に人気です。
ランドリールームがあれば、洗濯物を干すために1階から2階に行ったり、取り込んだ洗濯物をリビングなどに持っていってたたんだりする必要がありません。
洗濯に関わる作業を1ヵ所でできるのは体力的にも楽で、作業の時間短縮も可能です。
また、室内干しができるので、雨で洗濯物が乾かせない、急な雨で干しっぱなしにした洗濯物を再度洗わなければならない、などといったこともなくなります。
ホコリや花粉などが洗濯物に付着するのも避けられます。
仕事で外に働きに出ていれば、洗濯をする時間も限られてしまうものです。
時間を気にせず洗濯ができるのもメリットでしょう。

ランドリールームの広さは、次のようなポイントを考慮して決めるとよいです。
・洗濯機をはじめ乾燥機や物干し竿、アイロン台、衣類など何をどれくらい収納するか
・広いスペースでゆったりと作業をしたいか
・他の部屋の広さを優先したいか
・洗面所や脱衣所など他の部屋と兼用したいか
上記のような点を踏まえて考えると、希望や条件によって、2畳か3畳、もしくは4畳がよいとされています。
洗濯に関する必要最低限の作業ができればよい、と考えるなら2畳がよいでしょう。
ランドリールームは欲しいけれど他の部屋を広くしたい、などの要望があれば2畳のランドリールームを考えましょう。
ただし、2畳だと洗濯物を干すだけでほかの作業はできない可能性が高いです。
アイロンがけや収納も欲しいという場合は、3畳のランドリールームを検討するとよいでしょう。3畳あればシーツなどの大きな洗濯物も乾きやすく、アイロンがけなどの作業もしやすいです。
洗濯物も多く、乾燥機も置きたい、収納や脱衣所も欲しいしゆったりとしたスペースで洗濯関連の作業をしたいという場合は、3畳より広い4畳がおすすめです。
4畳あれば洗濯に関する作業も1ヵ所で完結でき、収納スペースも広く取れるでしょう。
その分、他の部屋の広さに影響する可能性も出てくるので、他の部屋との兼ね合いを考えることも必要です。
また、脱衣所や洗面所、キッチンなどとの併用をすることも可能ですが、キッチンは匂いが洗濯物に付いてしまう可能性が高いので、あまりおすすめできません。

ランドリールームを作る際は、方角にも配慮した方がいいでしょう。
確かに北の方角だと日当たりが悪く湿気も多いので、洗濯物が乾きにくいと言えます。
どちらかと言えば、日の光が長時間差し込む、日当たりのよい南や西などがおすすめです。
そうは言っても、日当たりのよい方角にはリビングなどほかの部屋を設置したいということもあるでしょう。
ランドリールームは基本的に部屋干しなので、必ずしも北はNGというわけではありません。
部屋に洗濯物を干すので、南や西でも湿気が多ければ洗濯物は乾きにくいものです。
日当たりが悪く、湿気が多い方角であれば、より湿気対策をするとよいでしょう。
換気扇で風通しをよくしたり、部屋干しファンや除湿器などのアイテムを活用したりして乾きやすい環境を作れば北の方角でも大丈夫です。

ランドリールームの間取りを考える際には、家事を効率的にするにはどうしたらよいかを考えるのがポイントです。
家事の流れをシミュレーションしながら、家事導線を短くする間取りを考えましょう。
例えば、ランドリールームと洗面脱衣室、お風呂場を横並びにしてみます。
洗面脱衣室とランドリーを兼用にすることで、洗濯物を干すスペースが広くなり、洗濯物を干したままお風呂に入ることも可能です。
サンルームとファミリークローゼット、ランドリールームを横並びにすれば、乾いた洗濯物をたたんですぐに収納できるので便利です。
サンルームがあれば、雨が降っていても、風が吹いていても、また時間に関係なく広々としたスペースで洗濯物を干せます。また、日光も浴びせることが出来ますし、動線は少し増えてしまいますがその分ランドリールームを狭くしても大丈夫になります。
ランドリールームを玄関、ファミリークローゼット、キッチンの近くに設置すれば、帰宅してすぐに衣類を洗濯用のカゴなどに入れることができ、花粉やホコリなどを部屋に持ち込まずにすむでしょう。
キッチンを近くにすることで、洗濯をしながら料理ができるというメリットもあります。
ファミリークローゼットとランドリールームの距離を短くすれば、衣類の収納も楽です。

室内で洗濯物を干せるのがランドリールームのメリットの一つですが、湿気が多いと洗濯物が乾きにくくなり、カビも生えやすくなります。風通しをよくするため、窓があるとよいでしょう。さらに除湿器や扇風機があると、湿気を取り除くことが可能です。
必要な設備はランドリールームでどの作業をしたいかによります。
乾燥機付き洗濯機であれば、干す手間を省けるだけでなく洗濯物を干すスペースもそれほど広く取らずにすむでしょう。
洗濯物干し竿もどこに干すかを想定し、長さなどを考えて選びましょう。
必要なときに使える伸縮自由の物干しリールなども便利です。
服や下着などを収納するスペースがあれば、洗濯物をたたんですぐに収納できるので家事効率もアップするでしょう。
洗剤類やハンガー、洗濯バサミなどを収納できる収納棚などがあると便利です。
洗濯物をたたむための作業台があれば、アイロン用の板を使ってアイロンがけもできるので、アイロン台などのスペースも必要ありません。
忘れがちなのがコンセントです。
コンセントの数や位置を考慮しないと、使いにくくなることもあるのでどこで何をするかを把握し、コンセントを設置しましょう。
また、付け置き洗いや掃除用具などを洗える小さいシンクがあると便利です。

ランドリールームを作る際に注意したい点の一つが、洗濯物が乾きにくい環境にしないことです。
窓を設置して風通しをよくしたり、日が当たるようにしたり除湿器やサーキュレーターなどを用意し湿気対策ができるようにしましょう。
アイロンがけをしようとしたらコンセントがなくて延長コードが必要になる、などといった失敗も避けたいものです。
洗濯機やアイロンをはじめ、除湿器やサーキュレーターなどコンセントが必要なものも多いので、コンセントの数にも注意しましょう。
ランドリールームを設置すれば夜でも早朝でも洗濯が可能になりますが、音には注意が必要です。
洗濯機の音で眠れない、子どもが起きてしまうということのないよう寝室の近くに設置しないなど、間取りに配慮しましょう。
また、ランドリールームが広ければ、たくさんの洗濯物を干せたり、さまざまな作業が1ヵ所でできたり便利になります。
しかし、広すぎてしまい、リビングルームなどが狭くなってしまうということもあります。
どのような作業をどの程度するか、ライフスタイルや将来的なことも踏まえて検討することをおすすめします。

【基本情報】
本体価格 2,000万円~2,500万円
坪単価 60万円~
延床面積 106.62㎡/32.31坪

【基本情報】
本体価格 2,500万円~2,999万円
坪単価 72万円~86万円
延床面積 114.13㎡/34.5坪
ここまでランドリールームを検討している時に参考になる情報をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。注文住宅を新しく建てる時、これからの家事動線を出来るだけ楽にしたいという思いがある方や、防犯や天候の面からランドリールームを作りたいと考えている方は是非この記事をご参考にして頂けると嬉しいです。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で、注文住宅で建てたいとお考えの方はお気軽にイエタッタへご相談ください。